2010年11月18日

「こころの子育て」を読んで

絵本講座のテキストに、育児書からの抜粋があった。

その本が

『Q&Aこころの子育て 誕生から思春期までの48章』河合隼雄


子育てに悩んだ時、育児書を読んでなんとか、悩みを解決しよう!と思っても、
必ず、ショックを受け、打ちのめされ、なんて駄目な母親なんだろう・・・自分を責めた。

私が一番ショックを受けたのが、

人見知りの時期を過ぎた年齢の子どもが、人見知りなのは、
乳児期に母親との信頼関係ができていないから、と書かれたのを読んだ時だった。


育児書には、じゃあ、どうしたらいいのか?ってことが書いてなくて、

なんて取り返しのつかないことをしてしまったんだろう、と後悔した。


それ以来、育児書は読まないことにしていた。
また、自分を責めて、落ち込むくらいなら、読まないほうがいいもんね。

だけど、今回のこの本は、すごくよかった。
もっと早くに出会いたかった。

今まで、いろんな人が良かった、という育児書を読んできたんだけど、
どれも、駄目な母親だと責められているようにしか感じなかったんだよね。

この本をどうして誰も勧めてないんだ〜!!!って叫びたい(笑)



Q&A形式で書かれているけど、質問に対する答えは、必ずしもかかれていない。

著者の先生も、ハウツー式型子育てをやってる子ども達は不幸にしかみえないし、
子育てはハウツーでなんて、示せないと書かれている。

そして、親の今の現状を把握したうえで、親の気持ちに寄り添って書かれているので、
すごく安心するし、やり直しができる、って言われると、本当に安心する。

「どういう子育てがいいのか、ぼくにもようわかりません」とも書かれていて、
今までの育児書と違って、こういわれたほうが、私は逆に安心した。

だって、こういう子育てが正しい!なんていわれて、
その通りにできてなかったら、落ち込むしね。

おまけに、子ども一人ひとりみんな違うわけだから、子育ての方法も、それぞれ違うんだよね。


その子にあったやり方があるはずというのも、子どもが小さいときはわからなかったもんなぁ。
今ならわかるんだけどね。

最近思うのは、子どもが笑顔でいられるのであれば、接し方は間違ってないのかなと思う。


この本は、小学校時代、思春期まで書かれているので、
子どもがある程度大きくなってから悩んでいる人には、
ヒントになることがたくさん書かれている。

今は、子育てに関しては、特に悩んでいないけど、
これから、思春期になったらどうなるかわからないし、

この本を読むことで、大切なこと、忘れていることを、思い出させてくれて、
親の不安を取り除いてくれるので、何度も読み返したい本だ。


いろんな時期に読むことで、感じ方が違ってくるんだろうなと思う。
私は今回は、旦那との関係について、いろいろと考えさせられた。

夫婦は、自分で相手を選んでいるようだけど、
実は、見えない力が働いていて、自分にふさわしい相手と結婚しているらしい。

本の中で、夫婦は川の中に立っている二本の杭みたいなもので、

夫婦関係は、杭と杭の間に張る網、とでてきた。


近くの杭を選んだ人は、網は張りやすいけど、魚の収穫は少ない。
遠い杭を選んだ人は、網を張るのに苦労しますが、張ってしまうと収穫は大きい。


うちは、まさに、遠い杭を選んじゃったよ〜。(笑)

まだ、網を張るのに超苦労してるぞ〜。
張れたときの収穫が楽しみだ(笑)


で、今回、自己実現という言葉がでてきた。

私の自己実現は、旦那との関係だなぁ。


この自己実現という言葉の意味が、私は夢をかなえる、やりたいことを実現することだと思っていた。

だけど、この本には、やりたいことを実現することは、自我実現、利己実現というらしく、

自己実現とは言わないそうだ。


河合先生は、子育ては自己実現だとおっしゃっている。


自己実現とは、思いもよらなかったことや、いやなこと、わけのかわらないことを、
「あいつが悪い」と人のせいにするのではなく、

「起こってきたことは自分のことだ」とはっきり受け止めることが、自己実現の一歩だそうだ。


子育てをしていると「自分」というのは、自分がしっているよりもはるかに不可解で、
認めたくない要素がたくさんあることがわかってくる、

それを自分のこととして受け入れるのは恐ろしいし、苦しい。

だけど、そういうこれまで心の中に潜んでいた要素をちゃんと見つめて、

それを使いものになるようにするのが、「自己実現」だそうだ。


これ、今の私に本当に必要なことだった。

私の場合、子育てじゃなくて、旦那との関係で、旦那のせいにしてるけど、
本当は自分のことだと受け止めていくことが、自己実現なんだね。

この本、単行本でもでてるから、購入しよう!

ハードカバーもあるんだけどね。





今回、私は夫婦関係ばかり、ひっかかったけど、
ほとんどは、子育てについて書かれている。

単に、私が旦那との関係でいろいろと考えていたので、そこにひっかかっちゃっただけで、
きっと、また違うときに読んだら、違うところにひっかかるんだろう。


今までの育児書の中で、私の一番のお勧めの本です!


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posted by わたわた at 21:01| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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